2022年8月19日(金曜日)
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こんにちは、採用担当マツムラです。
今回のブログでは、弊社アンケートにて「説明会で知りたいこと」No.3! 「採用の選考基準」についてお話しします。
最初の関門である「書類選考(応募作品)」について、弊社で書類選考を担当している開発スタッフに話を聞いてまとめましたのでぜひご覧ください!
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■プランナー
応募書類では、今まで学ばれてきて「どういう技術を身につけてきたか」ということや、「こういったゲームを作りたい」「こういったことをしたい」ということを思い切り伝えていただけたらと思います。
企画書は、「自分はこういうものを作りたいんだ」という、やりたいことがはっきり伝わる内容や、それに向かって着実に勉強してきている! ということが見えるようなものがやはり目を惹きますし、心に残ります。
また、「これがしたい、こういうものが好きだ」という思いだけでなく、それを企画にするにあたってどう考えてそこに至ったのか、根拠とか裏付けの部分を含めて「踏み込んで考えられているか」を重視しています。
ゲーム作品は、企画書に書ききれなかったことやアピールポイント、制作意図なども別途書き添えていただけると弊社からも読み解きやすく、伝わるものになると思います。
グループ制作作品の場合は「自分がどこを担当したのか」というところを明確に書いていただけるようお願いします。
また、提出作品は、ゲーム関係以外でも、ご自身のクリエイティブな制作経験が伝わる物であればどんなものでも構いません。
実験・研究報告書、ゼミの論文、趣味の取り組み、YoutubeやTikTokの動画、イラスト、モデル、シナリオ、プログラム……などなど、ぜひ枠にとらわれずに見せていただきたいです。
さらに、プランナーに関しては「自己PR書類」も重視しています。
プランナーという職業柄、「どういうことをやってきてどういうことを考えているか、何を目指しているのか」というような「人間を見るところ」や、コミュニケーションの部分というのも比重高く考えています。
自己PRなので、遠慮なさらずたくさん書いていただければと思っています。
マイベストだけだと見えないこともあるので、成長の過程がわかるようなものも見せていただけたら嬉しいです。
繰り返しになりますが、体裁・書式などは本当になんでもかまいません。
テキストでもイラストでも映像でも……「自分をアピールできるもの」を、伝えやすい方法でぜひ存分に表現していただきたいです。
■デザイナー
ポートフォリオではぜひ、ご自身が自信を持っている「この作品見て、すごいでしょ」と思えるものを出していただければと思います。
何の意図、どういうコンセプトかなど、「そこにたどり着くまでにどういうことを考えて、どういうものを目指して作っているのか」というところを明示していただければ、例えば二次制作などでも、どのような形でもかまいません。
弊社は応募作品の中で「3D作品を1点以上提出」とあげておりますが、これは3D業務が実際に多くなっているためです。
もちろん2DやUI、もしくは映像まわりといった業務も様々ありますので、3Dツールの技術がすべてというわけではありませんが、業務としては必要になる機会は多くなると考えます。
ただ、「3Dに関してまだ経験がない、少ない」といった方でも、チャレンジをしていただければどんなものでも全くかまいません。
3Dを扱うことが嫌ではない、トライをする気持ちがある、ということが分かれば問題ございません。
「それは無理」と思わずに、先入観なくトライしていただければ、入社後に研修などで基本的なツールの扱いを学んでいただきますので、その点は安心していただければと思います。
そしてもうひとつの応募書類、「一押し作品に対するプレゼン資料」については、ポートフォリオだけでは収まらない、伝えきれない「自分がどこを得意としていて、もっと活かしていきたいと考えている」とか、「こういうところに特にこだわってるから、そこに注目して欲しい」というところがより見えるように作品をアピールしていただきたく、提出をお願いしています。
プレゼン資料、と重く考えずに「もっとここを見て! 私凄いから!!」というところをあますことなく伝えてください!
■プログラマー
応募書類を拝見する中で重要視するポイントは、「作品で何をアピールしているか」です。
「どういった部分がご自身の技術的なチャレンジでアピールしたいところか、どこにこだわって作ったか」というところをしっかり出していただければと思います。
もちろんクオリティも重要なのですが、「何らかの意図を持ってプログラム作品を一から完成させる」ことは基本として大事なので、「はっきりと目的を持って作っていただくこと」が重要と考えています。
そのため、あわせて解説資料の提出をお願いしています。
「どういう設計をして、どうしてそういう設計をしたか。どういう風に考えているか」をできるだけ読み取りたいと思っています。
エンジンを使った作品を提出いただく場合には、ご自身としての技術アピールがどういった部分なのかが明確にわかる形がありがたいです。
作品については「3Dのほうが望ましいか」というご質問もいただきます。
やはり2Dより3Dで作るゲームのほうが難易度は高くなるので、「3D作品をしっかり作れているかどうか」はもちろんアピールになりますが、「2Dは駄目」ということでも「3Dであればよい」わけでもありません。
昨今のゲーム作りにおいて「3Dが全く分からない」というのはさすがに難しいですが、2Dの作品でもその中で基本的な学力や素養がしっかり見えて、技術的なPRができていれば充分アピールに繋がります。
また、スキルについては、これまで学んでこられた内容も人それぞれですし、環境も様々です。
そういった背景によってお持ちのスキルは異なりますので、具体的にポイントになるところもその人ごとに違うと弊社では考えています。
それぞれの背景や状況において「自分はここにチャレンジしてアピールするんだ」というところを存分に伝えられるものを出していただければと思います。
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今回は「応募書類の選考基準」についてお伝えいたしました。
以上で、「説明会でよく質問いただくこと」シリーズは最後となります!
他にもご質問があればご遠慮なくお問い合わせください!
お問い合わせやその他ご応募に関する詳細は「Recruitページ」をご確認くださいませ。
皆様のご応募、お待ちしております!!
蒸し暑い日々が続くので、夏バテにはお気をつけください マツムラ