こんにちは! GINZA WERKEのチャガワです。
9月からスタートした「S耐」こと「スーパー耐久2020」シリーズもいよいよ後半戦に突入しました!
岡山での第3戦はチャガワも巣ごもりネット観戦しておりましたが、今回は上司と一緒に現地応援して参りました~!
しかし免許はあれど、残念ながら運転スキルのない私。
今回も、運転上手な上司に運んでもらって(スミマセンスミマセン)レース場までたどり着きました。
▲反省しつつも車窓からちゃっかり写真を……今年取材したレースは天気に恵まれなかったので秋晴れの空が嬉しくて! 紅葉も綺麗でした♪ 右は栃木のマスコットキャラ、とちまるくんです。
レース場、場所によって設備や特徴もいろいろ違います。それによって開催できるレースも変わったり。
富士スピードウェイは世界有数の1.5kmのホームストレートを備えた歴史あるサーキット。
スポーツランドSUGOは山間部の標高差を生かした緑豊かなレース場。
そして今回のツインリンクもてぎは、2つのコースを併設する世界でもまれなサーキットで、遊園地も併設したレジャーランドです。
▲グループやファミリーでも楽しめるあれこれがありましたよ! 「ワークブランドA.T.FIELD」関連の出店も発見!!
▲エヴァグッズに浮かれていたらチームから素敵なピットガレージ写真をいただいたのでご紹介。どうですかこのこだわり抜いたファクトリー感、A.T.FIELD感……!
そこで行われた第4戦は、初戦の24時間耐久以来の長時間耐久、5時間レース。
我らがエーエスレーシングはドライバー2人での参戦。5時間を……2人で……!
参戦クラスのエントリーチーム数も「シーズン最多」で厳しい1戦になると思われましたが、残念ながら上位への食い込み叶わず、7位フィニッシュとなりました……。
もてぎ戦、あちこちでマシントラブルやマシン接触が発生し、なかなかに波乱の一戦でした。レース終了まであとわずか5分、というところでリタイヤとなったチームも。
その中でまずは無事に完走を果たしてくれて良かったと安堵しつつ、次戦に期待をかけて、声を出さない応援の強化を心に誓った私達でした。
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そしてそして。栃木と言えば、やはり外せないのが日光東照宮。
こんなご時勢に近くを訪れたことを縁として、事態の収束を祈り、スタッフの無事・健康を国内有数のパワースポットで願いたい……!
そんな気持ちでこの機会に参宮してきました~!
日光東照宮は1600年代に創建・改築された、言わずと知れた徳川家康を祀る神社ですが……
足かけ36年(!)で行われた「昭和の大修理」を経て現在、「平成の大修理」がまさにまだ継続中。こちらもなんと27年計画とのこと……!
(そして改修中に元号が令和に変わるという)
「なんだかずーっと工事中だなあ」というイメージを持っていましたが、今回改めて訪れて「そりゃ何十年もかかるよ!」と納得。
「多数の国宝と重要文化財を備えた世界遺産である」、というのも凄いことですが、施された彫刻数、なんと総数「5,000以上」!
あちこち見てまわりましたが、どれも意匠が違うんです!! (もし同じデザインだったとしても大変な手間のはずなのに、です)
▲鳥居の向こうに覗くのが国宝のひとつ「陽明門」。その名の通り、きらっきらでした! 近づくと、左下写真の様な意匠があちこちで確認できます。この門だけで500を超える彫刻が施されているとか……! 右下写真は同じく国宝の「唐門」。口開けて見入ってしまう精緻さ。
400年の昔に遡って創り手が見ていたもの、その心に思いを馳せ、いまの技術で再現を図る……
当時の匠が微笑んでくれるか、それとも叱られるか。そんな気持ちで現代の職人さんも改修作業に臨まれてるのかも、などと想像するこちらも一緒に心の旅気分。
また逆に、「当時の技術が今を支える」ものもあるのですよね。
日光東照宮の五重塔の工法による免震機能はスカイツリーの制振システムにも応用されているのだとか。あの634mを支えるシステムがここに……!
一方、本地堂の「鳴龍」と呼ばれる天井画では「平行した壁と壁の間を音波が反射を繰り返すことにより起こる」というフラッターエコー現象を体験できる(必聴です!!!)のですが、こちらは、創られた時にその技術はまだなかったはずで、「偶然の産物」と言われているのだとか。
▲見ての通り左が五重塔、右が宮内の3大パワースポットの一つの石畳。「奥の鳥居の中に陽明門が収まるように見え、その真上に北極星が出る場所」なんだとか。有難くそのポイントに足を乗せてきましたっ。パワー充填!!
新旧ともに技術は大切なもの……私達もより良いモノ創りのため、ベテランスタッフと若手スタッフで相互に刺激し合う関係を大事にしたいと考えています。
遠い昔の職人さんとは直接やりとりすることは叶わないからこそ、この時代に同じ時間を共有していることを大切に、コミュニケーションを深めていきたいと思うのです。
モノ創りには「構造の理解」が欠かせませんが、日光東照宮には紐解きたくなる仕組み、仕掛けがそこかしこにありました。
そしてやっぱり「紐解く」第一歩はものに触れること。触れてその存在に気付くことから、ですね!
……と、少し真面目なことを考えたらひどくお腹が減ったので、出張の最後は栃木のソウルフード! 「餃子」を堪能(はしご)して帰って参りました。
恒例の〆グルメ写真、お納めくださいっ。
▲餃子店の多さには目を見張るものがありました。シンプルイズベストとばかりに「焼き餃子・水餃子・揚げ餃子。メニュー、以上!」というお店も多く。いや、シンプル、最高でした。餃子の形も、人が作ったデザイン、ですねえ……(うっとりと眺めながら)
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ということで、娯楽・芸術・歴史・食に触れる栃木レポートをお届けいたしました!
次なるS耐第5戦「TKU スーパー耐久レース in オートポリス」は、「12/12(土)・13(日)」に大分県・オートポリスで開催です。
残す2020シリーズは後2戦。年内のレースはこれが最終戦です。
S耐、79歳のベテランドライバーやトヨタ自動車株式会社の社長が参戦していたり、いろいろ見所ある面白いレースです。
そうか! それは家で観たいぞ! という方は「J SPORTS」や公式YouTube LIVEの「S耐TV」あります!! ぜひ、一緒に応援くださいませ~!!!
日光東照宮、葵の御紋を見た瞬間から水戸黄門のテーマが脳内BGMになったチャガワ